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2年住んで感じた群馬県高崎市の「住みやすさ」と「住みにくさ」

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高崎市イメージ
私は現在、群馬県高崎市に住んでいます。
生まれも育ちも関西の私が、結婚を機に縁もゆかりも無い高崎市に住み始めて、約2年が経ちました。
まったくの未知の土地であった高崎市でしたが、実際住む中で分かってきた「住みやすさ」と「住みにくさ」を紹介します。

高崎市の治安について

まずは治安についてです。
女性の一人暮らしや小さいお子さんがいらっしゃるご家庭は特に気になる点かと思いますが、高崎市の治安は良好です。

高崎市は合併を繰り返し大きな都市になっていますが、交番や警察がいたるところにあるので治安維持には気をつけている印象を受けます。

私の住む住宅街でも、近隣住民との付き合いもありお互いに防犯に役立っていると思います。

ただしJR高崎駅西口方面は、居酒屋が立ち並び少し離れたところには風俗店も集まっています。
特に「中央銀座」商店街周辺は夜間はあまり立ち入らないほうが良いでしょう。

高崎市の住みやすいと思うところ

次に住みやすさについて、高崎市は群馬県内でもぐんを抜いて生活しやすいと思います。

公共交通機関が利用しやすい

その理由に、まず公共交通機関の充実が挙げられます。

車社会である群馬県では都心のように電車やバスがあまり通っていません。
通っていたとしてもほとんどが本数が限られています。

それに比べ新幹線の停車駅でもある高崎駅では、吾妻線・上越線・信越本線・高崎線・八高線・両毛線と6つの在来線が通っています。

東京へ出るのも新幹線を使わず、在来線で約2時間で行くことができます。

高崎市内では「ぐるりんバス」が広く走っており、本数も多いので買い物などにも便利です。
循環バスだけではなく、東京への高速バスや京都や大阪などへの夜行バスも運行しています。

買い物する場所が多くて便利

さらに買い物の利便性の高さから生活する上で不自由さはまったく感じません。

百貨店であるスズランや高島屋が駅前にあり、贈答用のお菓子や美味しいデパ地下グルメを堪能できます。

OPAや駅ビル内の商業施設も充実しており、幅広い世代の方がファッションや雑貨を楽しむ場になっています。地方都市ではあるものの、都心と同じように買い物をすることができます。

また、開発が進む高崎駅東口方面では、高崎文化芸術センターが平成30年のオープンを目指して建築中です。駅前には美術館があり、芸術の分野にも力を入れています。

車社会である群馬県の中でも、高崎市は交通網の発達しています。
近隣の前橋や伊勢崎にも主要道路が開通しているため、ストレス無く行くことができます。

18号線をまっすぐに進み、碓氷峠を越えると軽井沢に着きます。
高速道路を使わず下道だけで、約1時間程度でいけるので便利です。

軽井沢へはアウトレットやスーパーなどで良く行くのでとても助かっています。

また、発達した都市でありながらいたるところに新鮮な野菜が手に入る直売所が設けられています。
駅前や郊外のドンキホーテの中にもあり、便利なところにあるので用事のついでに立ち寄ることができます。

嬬恋でとれた甘みの強いキャベツや尾瀬のジューシーなトマトなど、一年を通して美味しい野菜を食べることができます。

福祉が手厚くて子育てもしやすい

福祉も手厚く、子供は中学生まで医療費が無料となっています。
安心して医療機関にかかることができますし、医療機関も総合病院から個人医院まで複数あります。

また高崎市では3年間待機児童ゼロを維持しています。
一時的な託児所も多くあり共働き世代にも安心して住むことができます。

高崎市の住みにくいと思うところ

代わって住みにくさについてです。

郊外は車がないと生活が不便

高崎駅の徒歩圏内に住むのであれば問題ありませんが、郊外となるとスーパーや病院など生活に必要な施設は車が無いと不便です。

特に吉井町などの観音山の方面は、山奥にあるため車の運転ができな方や学生、高齢者には行動範囲が狭く生活しづらいと思います。

運転のマナーが悪い

また車社会であるがゆえに、交通マナーの悪さも目立ちます。
車を運転中、道路に入れてもらえなかったり、無理な横入りや信号無視を何度も経験しました。

ドライバーもあまり運転が得意でない人や、高齢者も多いのでかなり気をつける必要があります。
これらは結果交通事故の多さにも繋がっていると思います。

車幅の狭い道路が多かったり、歩道がついていないなど危険な場所も多く事故の原因にもなりかねません。
私自身この2年間の生活の中で、三度も目の前で交通事故を目撃しました。

運転代行を利用する事が多い

サラリーマンの方には接待や会社の飲み会などで、お酒を飲まれる機会も多いかもしれません。
高崎ではほとんでタクシーは走っておらず、車の代行運転を依頼するのが主流です。

代行代はタクシー料金とほとんど変わらない値段のため、何度か続くと痛い出費になりかねません。
飲み代だけでなく代行代も頭に入れて参加する必要があります。

天候が厳しい

車に関することだけではなく、厳しい天候にも住みにくく感じています。
冬は榛名山や赤城山から吹きすさぶからっ風がすさまじく、逆風になれば自転車でもこけてしまうほどです。

洗濯物も吹き飛んでしまうので、一つ一つ物押し竿のハンガーを固定する必要があります。
冬の時期は肌がピリピリと乾燥することが多いので、女性やお子さんは保湿が重要です。

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