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【企業城下町】愛知県豊田市の住みやすいところ、住みにくいところ

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豊田市は2005年の合併以来、愛知県では一番大きな面積の都市になりました。

愛知県の中央部にあり、行政は三河地区に属しています。

人口は約42万人ぐらいで、自動車産業と農業のバランスがとれた都市です。

世界的に有名な大手自動車企業が豊田市の発展を支えてきました。

豊田市の治安について

豊田市の治安についてですが、以前は出稼ぎ外国人も多く、集団で住んでいた団地などではゴミ出しのマナーの悪さや、深夜の騒音などが取り沙汰されるようなこともありましたが、自治区の努力でそういったトラブルも収束に向かっています。

だいたい、自動車企業に出稼ぎに来ている外国人の数が年々減少しています。

県外から、期間従業員や派遣社員として自動車産業の下請け工場でなどに大勢の人が来て働いていますが、寮も完備され、従業員教育も厳しくされているので治安を乱すような行為はありません

豊田市が住みやすいと思うところ

道路が整備されていて走りやすい

豊田市の住みやすいところは、クルマ社会であるため、道路が整備されて走りやすくなっています。

幹線道路の電柱は地下に埋められて見通しも良好です。

求人が多い

次に、大手自動車企業の関連会社が数多くあるため、求人が多いところです。

豊田市民の大勢が自動車企業で勤務しています。

買い物する場所が多い

また、各種コンビニエンスストアが点在し、全国チェーンのショッピングモールなどもあるので、買い物をする場所には困りません。

高齢者向けに食品などを毎日配達してくれるスーパーマーケットもあります。

ほとんどの路面店には駐車場が完備されていて快適です。

文化施設が多い

次に、文化施設が充実しています。

図書館は日本でも有数の蔵書数を誇ります。

特に、車関係の書籍の所蔵は全国でも一番でしょう。

近隣の交流館やコミュニティセンターで貸し出しや返却ができるのも便利です。

その他、交流館では各種サークル活動や子育て教室などが開催されています。

また、美術館では様々な企画展が催され、市民だけではなく遠方から足を運んでくる人もいます。

スポーツ施設が多い

プール、テニスコート、体育館などのスポーツ施設もたくさんあります。

名古屋グランパスエイトのホームグラウンドである豊田スタジアムでは、2019年のラグビーのワールドカップの試合会場になることが決まっていていますし、有名アーティストがコンサートを開いたりもしています。

子育てしやすい

子育ての面でも、子ども園の待機児童はゼロです。

妊婦や出産後には保健婦が巡回し、悩み相談を受け付けています。

乳幼児でも、比較的低価格で預けることができますし、兄弟入園の援助もあります。

小学校では学童保育も行われているので、仕事と子育てが両立しやすい環境にあるといえるでしょう。

中学校卒業時まで医療費助成制度を受けることができます。

公立高校もたくさんあります。

豊田市が住みにくいと思うところ

反対に豊田市の住みにくいところについてです。

渋滞しやすい

何度も言うようですがクルマ社会であるため、とにかく街中に車が多いです。

朝は目的地がだいたい大手自動車企業であるため、渋滞がまぬがれません。

公共交通機関は不十分

また、公共交通機関があまり充実していません。

愛知環状鉄道や名鉄などが乗り入れていますが、名古屋市まで出るのに高額な運賃がかかります。

第三セクターで路線バスを運行してはいますが、本数が少ないため、学生は悪天候時でも自転車通学を強いられることがあり危険です。

運転マナーが悪く事故が多い

公共交通機関が不十分なために、高齢になっても、車を手放せず免許証の返納が遅れます。

特に農村部では軽トラックなどが運転できないと生活に差し障りがあるので改善策の模索が急がれます。

交通事故が非常に多いのも、豊田市の欠点であるといえます。

決して運転者のマナーがいい街とは言い難い状況にあります。

都市と郊外との差が激しい

次に、合併前の市町村と中央都市部との人口格差があげられます。

合併前の市町村は高齢化と過疎化がすすみ、農村体験などや、他の地域からの移住者を募集していますが、なかなか発展せず休耕地が目立つようになりました。

また、そういった地域の高齢化は自治区の行事を困難にさせています。

歓楽街が少なく遊ぶところがあまりない

豊田市は、その人口の割には歓楽地が少ないです。

駅周辺でも、閉店時間が早く遊ぶところがありません。

治安の面では安心かもしれませんが、それを残念に思っている人も少なからずいます。

河川の氾濫が心配

あと、心配なのは市の中央部を流れる河川ですが、氾濫のないように護岸工事が繰り返されています。

豊田市に住んで感じることまとめ

愛知県豊田市は、とにかく「クルマの街」であるといくことに尽きるといえます。

18歳になると、ほとんどの人が運転免許を取得し、車の所有はだいたい一人一台という家が大多数を占めます。

以前は、排気ガスの排出量などが問題になっていましたが、市民の意識も高くハイブリッドカーや電気自動車なども増えてきています。

面積が広いために、住みやすいところも、住みにくいところもありますが、行政の面ではトータルで恵まれている面が多いと感じます。

緑豊かな地域も、工業地帯もあり、まさにハイブリッドシティーと呼ぶにふさわしい都市だといえるでしょう。

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