住めば都

近畿地方

滋賀県大津市の住みやすさと住みづらさ

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長年住んで感じる滋賀県大津市の住みやすさと住みづらさ

滋賀県の南に位置する大津市は滋賀県の県庁所在地でも有り、人口は30万人以上が住む中核都市です。

京都に近く、琵琶湖にも近いという立地はどのような住心地なのでしょうか?実際に大津市に住む方のレポートを紹介します。

大津市に住み続けて感じる大津に住むメリット・デメリット

【住んでいる地域と住民歴】

私は、滋賀県大津市には幼少期から20年以上住んでいます。
幼少期は両親と住んでいましたが、結婚後もこの地域に住みたいという思いから、結婚後も大津市に主人と住んでいます。

①治安について

大津市には昔から住んでいる人が多く、その理由はまず第一に治安が良いことが挙げられると思います。

現代では都会のマンションでは横の住人ですら誰か知らない、顔も見たことがない、引っ越ししてきても挨拶もない等よく聞きますが、大津市には地域での運動会やお祭りなどのイベントやバザー、地域での清掃等が毎年定期的に行われ、回覧板にてお知らせが回ってくるため、たとえ他府県や他地域からの住民であってもすぐに大津市情報を知ることが可能です。

また、地域でのイベントに参加すればすぐに顔見知りになり近隣の方から地域情報も教えて貰ったり声を歩いていれば声をかけあうような地域です。
また、昔から住んでいる住民が多いため横の繋がりがとても強い地域であるといえます。

②待機児童0人

また、住みやすいと人気の理由としては、子育てのしやすさがあり、大津市は子育てに力を入れた取り組みが市としても多く行われています。その証拠に滋賀県内でも唯一の保育園の待機児童0人を実現しています。近年では働きたい世のお母さんをバックアップし、多くの保育園が増設されてきました。

保育士不足と言われる他地域に比べて京都や他府県から大津市内に勤務する保育士も多くみられ、このことから待機児童0人が実現しているといえます。
上記のことから、京都や大阪で勤務する世帯が最終的に大津市に移り住む例も少なくありません。

③アクセスのし易さ

大津市は滋賀県の中でも西側の北南に位置し、京都駅までのアクセスもJR琵琶湖線で乗り換えなしで1本、大津駅から京都までは停車駅は2駅で、所要時間はなんと9分とアクセスのしやすさも人気の理由となっています。
このことから、京都や大阪で勤務する方であっても大津市は住みやすい地域であるといえます。

④土地の安さ

滋賀県の住民はマンションよりも戸建てを好む人が多く、大津市であれば、40~50坪での戸建てでも平均3000万~4000万程度での購入が可能だからです。(メーカー住宅等除く)
そのことから、京都に賃貸で住んでいたけれど、戸建てが欲しいから、もっと大きな家に住みたい、と大津市に移り住む世帯も多くみられます。

⑤子育てし易さ

滋賀県大津市には数多くの公園があり、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭には住みやすい地域にです。また、室内でも無料や数百円で子供を遊ばせることが出来る子育て支援サービスも多数あり、保育園でも無料で月に1日地域のお子さんを受け入れる園庭開放も多く行われています。

大津市が住みにくいと感じるところ

①駅までの距離

住みにくい理由としては、駅までが遠いことが挙げられます。
滋賀県から京都・大阪までのアクセスのしやすさを説明しましたが、滋賀県にはJR線と湖西線の2線しか電車がなく、家から駅まで歩いて30分なんてことはよくあります。

②車社会

さらにバスの運行も少なく、自転車や主に自動車での移動が殆どです。
そのため、滋賀県民は高校卒業後すぐに車の免許を取得する人が多く、車なしでは生活にも影響が出るとも言えます。

③自宅には駐車場が必要不可欠

戸建てが人気との話もしましたが、車の所有率も高く、一人一台の家庭も多いため駐車場の必要性からマンションよりも戸建てが人気の理由の一つです。
車を主に移動手段として使う県ならではのドライブスルーのファーストフードも多数見うけられ、都会ではまず見られないスターバックスコーヒーでもドライブスルーが県内にある程です。

④通勤や通学のしにくさ

また、通勤において京都や大阪までのアクセスはし易いものの、濃霧や強風での電車の遅延も多く、京都まで続く1号線は2車線ではなく対面通行の1車線のため通勤時間は、電車・車共に混雑します。
さらには、スーパーや病院、飲食店での外食であっても車移動である為、駐車場がないスーパーや病院・飲食店は懸念されがちです。

⑤認識されにくい

滋賀県と聞いて他府県の方であれば、位置が浮かばない方は多いと思います。
海外で外国の方に質問を受けると、さらに認識されていないことに気づきます。
京都や大阪まではすぐそこの地域であるにも関わらず、滋賀県大津市に観光に来る日本人を含め外国人の方は少ないです。

住みやすさ・住みにくさのまとめ

住めば都という言葉があります。
どんな場所、どんな地域であっても住みだせば都のように住みやすくなる、という意味からきており、まさに私にとって滋賀県大津市もそうです。

幼少期から住んでいて馴染みがあることも理由の一つですが、地域の方との触れ合いや子育てのし易さ、地価の低さ、京都や大阪へのアクセスのし易さを総合すると他府県の方にもおすすめしたいと思うほどの地域だからです。

ただ、便利で都会的な暮らしがしたいと考えていらっしゃる方には大津市は向いていないかもしれません。
さらには、結婚後の子育てや老後の生活のし易さは地域ならではだと感じています。

地域の小学校の登下校では地域のリタイヤされたお爺さんやお婆さんがボランティアとして子供たちの登下校を見守る運動もあります。どの地域であっても言えることは、お年寄りと幼い子供達が住みやすい地域作りこそ未来が創られるのです。

私もいまはそのボランティアにお世話になっている世帯の一人です。

ただ、いつかリタイアした後は地域の子供たちを見守る大人の一人になりたいと考えています。地域のみんなで子育てする社会。それこそが私たち子育て世帯の願いであるからです。

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長年住んで感じる大津の住みやすさと住みにくさ

滋賀県大津市に住んでいます。数年間東京に住んだこともありますが、基本的には子供のころから大津市で育ち、子育て世代となった今も大津市に住んでいます。

大津市の治安について

滋賀県は縁の無い方にとってはびわ湖以外にイメージできるものがないようですが、概して人がのんびりしていて治安も良く、住みやすい場所だと思います。

大津市は琵琶湖を挟んで東海道線沿線と湖西線沿線の2つの地域に分かれますが、特に東海道線沿線は開けていて明るく人の動きもあり、治安も問題ありません。
湖西線沿線は東海道線沿線に比べると灯りは少なく、人通りも少なくなります。

民家の少ない地域になると夜はかなり暗くなる地域もありますので、女性の一人暮らしなら東海道線沿線の方が安心かもしれません。

大津市に長く住んで感じる住みやすさ・住みにくさについてお話しします。

住みやすい理由

1.日本一の大きさを誇る琵琶湖がある

言わずもがなですが、滋賀県には琵琶湖があります。琵琶湖は一日かけてぐるりと一周ドライブができるくらいの広さです。

狭い方向に向かって眺めれば湖面の向こうに対岸の山や町の姿が少し見え、長い方向に向かって眺めると青い水面がずっと続き、水平線が望めます。
海のように荒れることはあまりなく、いつも穏やかな湖面を眺めていると心がほっと落ち着くのを感じます。北湖の方には湖水浴場があり、静かな波の中小さな子どもでも水遊びを楽しむことができます。

琵琶湖の中には沖島、竹生島など4つの島があります。沖島には人が住んでいて小学校もあり、日々の暮らしが営まれています。

竹生島には国宝に指定されている竹生島神社があり、船に乗って参拝しに行くことができるので、気軽な観光としても楽しむことができます。

ミシガン、ビアンカという観光船も走っていて、水上から琵琶湖を楽しむこともできます。

2.琵琶湖以外にも自然環境に恵まれており、寺社仏閣がたくさんある

滋賀県には世界遺産である比叡山延暦寺のある比叡山をはじめたくさんの山があります。琵琶湖も山も近いので、水辺で楽しむこともできるし、山登りやスキーを楽しむこともできます。

大津市内は積雪が少ないのでスキーは難しいですが、気軽に行ける距離にある山に登ると目前に琵琶湖の景色が雄大に広がります。これは他の山では味わえない絶景です。

滋賀県には歴史的に重要な寺社仏閣がたくさんありますが、大津市には紫式部が『源氏物語』の構想を練ったことで有名な石山寺や、天台寺門宗の総本山の「三井寺」があります。三井寺は文化財の宝庫と言われる寺で数多くの仏像が安置されていますが、そうした文化財に興味はなくても、桜の季節と紅葉の季節に行われる境内のライトアップは見事で、毎年訪れたくなります。

大津市の中では少し北の方になりますが、堅田には「浮御堂」という景勝地があります。琵琶湖の湖水の上に張り出して建てられている御堂と水面に静かに佇む鳥居が美しく、写真の好きな方やインスタ映えを求めた多くの人が訪れています。

3.京都・大阪へのアクセスが良い

こうした多くの自然に恵まれている滋賀県大津市ですが、京都や大阪へのアクセスがとても良い場所でもあり、通勤に便利なベッドタウンとしても知られています。

JRだと東海道線に15~20分乗れば京都駅に出ることができます。京都駅からは繁華街へも近いので、たくさんの品を見て買い物がしたいときは気軽に街中へ出ることができます。また京都駅からは京都の観光地までも近いので、遠方からでかけることなく京都観光を楽しみ、宿泊せずに自宅に帰ってくることができます。

また京都駅は新幹線に接続していますので、のぞみを使えば東京へも3時間あれば着くことができます

大阪へはJRで1時間、乗り換えなしで到着します。こうした立地を生かして滋賀県大津市に住みながら京都や大阪へ通勤通学している人が多くいます。

自動車では名神高速道路が通っているので、遠方へ出かける際も高速にすぐに乗れて便利です。
新名神高速道路の開通により三重県や大阪へのアクセスも更に良くなりました。

4.自然災害が少ない

自然災害はいつどこで起きてもおかしくないのでこれからのことは分かりませんが、住んでいる感覚として大津市は災害が少ないと感じています。
甚大な被害が出る地震には見舞われていませんし、台風もあまり直撃しません。台風が近づいてきても進路が逸れることが多く、またまれに直撃しても暴風に見舞われることが少ないです。

大きな台風が来る前にはそれに備えて対策を講じますが、暴風はどこへ行ったのだろうと思っているうちに台風が通り過ぎていることもしばしば。豪雨が降ってもかなりの雨量が琵琶湖に流れますので、洪水被害は少ないです。(琵琶湖から離れた山手では洪水が起こることもあります。)

また反対に、琵琶湖が多くの水量を保ってくれているおかげで、雨の少ない年でも渇水になることはありません。

5.人がやさしくのんびりしている

滋賀県大津市の人は穏やかな性格でのんびりしていると感じます。同じ関西でも大阪のイメージとはだいぶ違って、どちらかというとあまり表に立つことは好まず、和を以て過ごすことを好みます。

そのせいか車の運転も穏やかであまりスピードも出さず、割り込み運転なども少ないです。自動車の運転免許証を取得する際に、ゆっくりした環境の方が取りやすいからと京都から大津の教習所まで通う方もいます。

公立の小中学校ものんびりしており、子どもたちも素直で元気な子が多いです。ただ学習でもややのんびりしている傾向があり、これについては大津市も対策を考えているようですが、家庭では大津市にお任せせずに自ら調べて自ら動く必要があるかもしれません。

滋賀県大津市の住みづらい点

1.幹線道路が渋滞しやすい

琵琶湖の自然環境の恩恵を受けている大津ですが、この琵琶湖があることで幹線道路が渋滞することがよくあります。というのは琵琶湖があるため、渋滞を回避できる道路がなかなか作れず、渋滞にはまるとそのまま待つより仕方なくなるからです。

大津には琵琶湖にかかる二つの大きな橋があり、北エリアにある方が琵琶湖大橋、南エリアにあるのが近江大橋です。近江大橋は最近通行料が無料化されたので使いやすくなりましたが、橋のたもとに大型ショッピングセンターがある為にそこへ出入りする車と合流し、夕方は特に渋滞します。

琵琶湖から流れ出ている瀬田川沿いも朝夕の渋滞が激しくなります。

2.車ありきの生活環境

大津には大型ショッピングセンターの他にも食料品等を購入できるスーパーがたくさんあります。

ただ車を利用して動ける方には選択肢が多くて良いのですが、駅の周辺というよりは幹線道路に近い場所に多くあるので車を持たない方にとっては少々不便かもしれません。

次々にできる大きな店舗に圧されて古くから地域に根差したスーパーは閉店していくことも多いので、車で自由に買い物に出られない方は配達サービスなどをうまく利用するなどの手だてが必要です。

3.大津市の子育て支援があまり手厚くない

大津市は京都大阪へのベッドタウンとして住宅地の開発が進み続けており、子どもの数が多い地域と少ない地域でかなり差があります。

とはいえ大津市の子どもの数は全国的に見ても増えている地域なので、子育て支援がより手厚くなると良いのですが、実際に生活してみると対応が遅いように感じます。

隣接する市などと比較しても、子どもにかかる医療費の控除がされるようになったのも数年遅れでしたし、中学校の給食はようやく来年に実施される見込みですが、現状はまだお弁当持参です。公立幼稚園はこれまで2年保育で、今段階的に3年保育に切り替わっている途中ですが、やはり対応が遅いと感じます。

住環境が良く子育てしやすい街ですので、公的支援も積極的に拡充してもらいたいと感じます。

4.田舎である

これは良い点でもあり悪い点でもあると言えますが、滋賀県はいなかです。

大津市は滋賀県の中では京都への距離も近く便利な地域で、車が利用出来れば買い物できる場所も多々ありますが、幹線道路や電車の沿線から離れた地域では店舗も少なく、その開店時間も短いなど、不便に感じることもあります。遊べる施設などもさほどありません。

田畑も多いので、肥料や農薬の散布が気になることもあります。

大津市に限った話ではありませんが、そうした環境を自然豊かだと受け入れられる方にとっては良い環境ですが、都会の利便性を求めると何かと不便を感じることが多いでしょう。

5.高齢化

子どもが増えている大津市でも高齢化に伴う問題はいろいろあります。

大津駅周辺など比較的開けているエリアでも高齢化に伴い空き家が増え、街に寂れた雰囲気がありました。最近では商店街を挙げてイベントをしたり、起業を目指す方を募って空き家をレンタルしたりといった取り組みを行い、活気を取り戻そうとしています。

街から離れたエリアでは高齢化に伴って農地の管理ができなくなったり、子ども世帯が出ていくことで独居老人が増えたりしています。

大津に長年住んで感じる住みやすさと住みにくさまとめ

大津に長く住んで、また一度は東京にも住んでみて、やはり大津は自然が豊かで子育てするのには適した環境だと感じています。

京都や大阪へのアクセスが良いので通勤や娯楽を求める働く世代にも便利ですし、のんびりした環境で老後を過ごすのにも良いと思います。
せっかく子どもの数が増えているのですから子育て支援もより充実して人口増加に繋がれば、駅前の活気も増していくかもしれません。

ほどよく都会でほどよくいなか、そんな場所が滋賀県大津市です。自然を身近に感じながら利便性も良く暮らしたい方におすすめできる地域です。

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