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賃貸物件選びのポイント

賃貸物件選びのポイントイメージ
私は東京で合計10年以上一人暮らしをしていた経験がある。その中で完全に失敗した!と思ったことをいくつか事例として紹介してみる。

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暗い部屋はカビが生える

私が大学生の頃に初めての一人暮らしをした物件がこの暗すぎる物件だった。

普通のアパートだが非常に周りが密集した場所で風通しも悪く日当たりがほとんどない。日の当たる時間帯は昼間の2時間ぐらいという日照権が全くない恐ろしいぐらいの洞窟チックな物件だった。

この物件のメリットは一年を通して室温と湿度が一定。ワインセラーにちょうどいいんじゃないかと思えるような環境。。。

こういう物件はどうなのか?非常にカビが生えやすいのである。実家にちょっと帰って一週間ほど閉めきったままにしておくとドアを開けた瞬間カビの匂いに驚く。
ダンボールやフライパンなど別に食品ではないものですらカビが生える。ナウシカで言う腐海とはここの場所ではないのか?と思える。

自炊に凝っていた時にネギとかを育ててみようと植えたが全く育たなかった。そう光がないと育たないのだ。そこで私は気づいた。きのこなら育つのではないだろうか?早速しいたけ栽培セットをホームセンターで購入してきてキッチンに置いておく。

めっちゃ育った。毎日しいたけを食べてもいくらでも生えてくる。
採りたての美味しいしいたけは炊き込みご飯にするとすごく美味しいことが発見できたのがこの物件に住んだ唯一良かったことかもしれない。

ポイント1
暗い物件はカビに注意しよう。
対策は内見の時に窓から差し込む光を確認。何時間ぐらい日の当たる時間がありそうかは大体わかると思う。2回時間を変えて訪問してみるのも良いかもしれない。

壁の薄い物件は全てが聞こえる

近隣トラブルの第一位はこれじゃないか?と思うのだが壁が薄いとほぼ全部隣の音が聞こえる

鼻水をかむ音からおならの音、色んな音が全部聞こえるわけで、静かに本を読みたい時とか次の日早く起きるので寝たい時とかめちゃくちゃ気になる。特にテレビの音はしょうがないけどすごく気になる。音楽もベース音がすごく気になる。

こっちの音も全部聞こえているわけだから軽く鼻歌を歌っただけでも壁を思い切りどつかれる。本当に隣からの音はとてつもなく気になるものなのである。

ポイント2
木造アパートは絶対に音が気になる。

木造だと密閉度が低く壁が薄く作られている事が多いので絶対に音が漏れる。
音が全く気にならない人はいないと思うがある程度我慢できるという人ならこういう物件でも良いだろうが基本的に鉄骨造(最近のもの)とかRC造のそれなりにがっしりした作りの物件にしたほうが良いだろう。ちなみに古い物件で軽量鉄骨などの物件の場合、骨組みが木か鉄骨かの違いぐらいの粗悪なところもあるのでしっかりと見ておくこと。

壁が薄いかどうかなどはわかりにくいポイントだが建物自体が堅牢な作りなら壁もそれなりに堅牢。建物自体がなんかプレハブみたいだとか古そうだと音は漏れやすい。

水回りがボロいと大変

古い物件に住む場合気をつけたいのが水回り

老朽化が進むと一番最初に水回りがやられ始める
大体あるのがトイレを流した時に水がちょっと漏れるやつ。普段は漏れてないけど水を流した時だけ漏れる。だから内見に行った時に気づき辛い。

シャワーとかもホースが一番先に壊れ始める。ゴムは基本的に老朽化が早いからだ。

管理会社に言って直してもらうのがいいのだが、働いていると中々そういう時間が取れないので自分で応急処置をしたりすることになる。非常に面倒臭い。

ポイント3
内見で一番しっかりと見ておく場所は水回り。

水道を使える場合はちょっと使ってみたりしてチェックしておく。入居して一番最初に水回りをチェックして不具合があったら即管理会社へ連絡しよう!早いに越したことはない。後回しにするとなんか自分が壊したと思われるんじゃないかと思い言いづらくなってくる。応急処置をする前に管理会社へ連絡だ!

最上階とか角部屋は光熱費が上がる

音が気になった俺は角部屋で最上階な部屋に住むことにしたのだが放射冷却とか直射日光とかで最上階は劇的に寒いし暑い!夏はサウナで冬はほぼ外。

アパートだったのだがあまりに寒く朝起きると布団に入っている状態で息が白い。寒すぎて死にそうだったので暖房を入れたのだが現在の室温のところに表示されたのが0度。東京で室内なのに0度はやばいだろ。

色々な情報をみてもやはり外気が直接触れる最上階や角部屋は冷暖房費がかさむというのがデメリットのようである。
この物件から引っ越した主原因は冬寒すぎるということ。オイルヒーターではあまりにも寒くて十分に暖が取れない。

ポイント4
最上階とか角部屋は音とかが気にならないというメリットはあるが外気温にさらされるというデメリットも有る。

対策は最上階とか角部屋を避けることくらい。RC造などの頑丈な家なら音はそれほど気にならないだろう。

1階は人目が気になる

一階の物件の場合、窓の外が重要である。道などに面していなければあまり問題はないが道に面していると常にカーテンを閉めておく必要が出てくる

別に見られてもどうってこと無いが暑い時など裸でウロウロすることもよくあるのであまり見られたいものでもない。
セールスなどの人が来た時に居留守を使いづらいというのもある。まぁ別に出なければいいだけなのだが。

ポイント5
一階に住む場合は窓の外がどうなっているかを確認したい。

対策としては光だけを通すカーテンを取り付けること。遮光カーテンだと暗いので電気を付けなきゃだめになる。

前の道路がうるさい

物件の前の道路がどういう道路かも非常に重要。

幹線道路などの場合、窓が2重サッシでないと音がうるさい。暴走族とかが通りそうな場所だと夏場はひどいことになる。
学校の近くとかも要注意で子供の声がすごくうるさい時もある。

他にも駅への裏道的な小さい道路の場合でも歩行者のハイヒールの音とかキャスター付きのバッグのゴロゴロ音など意外とうるさい音を出すので注意が必要。

ポイント6
道路がある場所は通行量に注意!夜中になると暴走族が現れる堤防沿いの道路なども内見では気づけない要注意な道路である。
2重サッシとか3重サッシの窓があればだいぶ音が聞こえなくなるので、ちゃんとした窓かどうかを確認しておく必要がある。

物件選びのコツまとめ

私が10年ほど一人暮らしをして学んだ物件選びのコツを書いていったが、物件選びで重要なのはエリア

ベッドタウンならそれなりに治安はいい。音も夜になればマシになる。

繁華街から近いエリアだったりすると、変な人間がうろついていたり夜中でも車通りが多かったりで落ち着かない。

家賃が安いからという理由で山のほうへ住むと都市ガスが来ていなかったりするので気をつけた方がいい。都市ガスなら2000円程度の料金なのにプロパンガスは月1万円近くしたりする場合がある。川崎市の登戸などかなりメジャーな大きな駅の近くでも都市ガスが来ていない場所がある。

私の選ぶ東京でのおすすめエリアは西東京エリア
世田谷とか吉祥寺より西に住むことをおすすめしたい。静かで住みやすく治安も良いが家賃は高くなるのでそこは注意。

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